明治大学 政治経済学部の数学対策

本記事では明治大学 政治経済学部の数学対策について記載しています。
数学の試験時間は60分で、配点は100点です。
目標得点率は70%以上に設定して勉強しましょう。
政治経済学部の情報(個別方式)
学科 | 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 競争率 |
政治 | 2025 | 105 | 1,692 | 1,590 | 450 | 3.5 |
2024 | 105 | 1,132 | 1,057 | 453 | 2.3 | |
2023 | 105 | 1,642 | 1,540 | 450 | 3.4 | |
2022 | 105 | 1,377 | 1,284 | 508 | 2.5 | |
2021 | 105 | 1,611 | 1,519 | 460 | 3.3 | |
経済 | 2025 | 290 | 4,044 | 3,824 | 1,156 | 3.3 |
2024 | 290 | 3,779 | 3,564 | 1,137 | 3.1 | |
2023 | 290 | 4,418 | 4,204 | 1,204 | 3.5 | |
2022 | 290 | 3,685 | 3,490 | 1,329 | 2.6 | |
2021 | 290 | 3,484 | 3,293 | 1,057 | 3.1 | |
地域行政 | 2025 | 70 | 722 | 690 | 197 | 3.5 |
2024 | 70 | 769 | 730 | 223 | 3.3 | |
2023 | 70 | 534 | 511 | 160 | 3.2 | |
2022 | 70 | 632 | 598 | 189 | 3.2 | |
2021 | 70 | 486 | 464 | 145 | 3.2 |
*数値には追加合格・補欠合格・特別措置を含みます。
各項目の傾向と対策
大問は全部で2つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。
2025年度 | 2024年度 | |
Ⅰ | ・小問集合 1. 確率の基本性質 2. 高次方程式 3. 平面ベクトル 4. 図形と方程式 5. 円に内接する正方形 6. 微積分法 | ・小問集合 1. 解と係数の関係 2. 三角関数 3. 平面ベクトル 4. 数列 5. 図形と方程式 |
Ⅱ | ・関数の証明、数列(数学B) 記述×2 | ・接線の方程式、関数の増減表、接点のx座標が正となるような実数aの範囲(数学Ⅱ) 記述×3 |
2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | |
Ⅰ | ・小問集合 1. 平面ベクトル 2. 図形と方程式 3. 整数の性質 4. 指数・対数関数 5. 整数の性質 6. 微積分法 | ・小問集合 1. 場合の数 2. 三角関数 3. 空間座標 4. 積分法 5. 図形と方程式、微分法 6. 指数関数、2次関数 | ・小問集合 1. 微分法 2. 整数の性質 3. 平面ベクトル 4. 三角関数 5. 確率の基本性質 6. 2次関数、図形と方程式 |
Ⅱ | ・座標平面における直線のなす角の多きさ、分数関数の最小値(数学Ⅱ) 記述×4 | ・確率漸化式、0以上の整数nで表わされた不等式を満たす最小のnの値(数学A、B) 記述×3 | ・直線と曲線の交点の座標、直線と曲線で囲まれた図形の面積(数学Ⅰ、Ⅱ) 記述×2 |
大問1が小問集合、大問2が記述タイプの融合問題が出題されます。
大問2は記述かつ難易度の高い問題なので、試験時間が60分ということを考えると、小問集合でどれだけ素早く解いていけるかが合否の分かれ目になりそうです。
●対策
面積の計算など微積分法を使った問題、ベクトル、場合の数と確率、数列が頻出分野です。
『青チャート』や『基礎問題精講』などの基本的な解法が載っている問題集を解いていきながら、これらの問題集にある解法を一瞬でアウトプットできるようになるまで反復していきましょう。
丸暗記するのではなく、一つ一つ「なぜこうなっているのか」ということを理解しながら頭に入れていってください。
ここで意味がわからないまま頭に入れても応用することができず、いくら勉強しても数学の成績が伸びないということになります。
上記の問題集が終わったら、『数学の良問問題集』や『数学重要問題集』で応用問題に取り組んでいきましょう。
ここでは、すぐに解答解説を見るのではなく、手を動かしながら問題をできるところまで解いていきます。
ここで一つも筋道がわからないということが連続する場合は、定石のインプットが甘い可能性がありますので、チャート式などに戻りましょう。
応用問題が終わったら過去問演習をしていきます。
解法が思い浮かぶ問題と浮かばない問題にわけ、前者の問題を確実に解けるようにします。
計算力に不安があれば、『合格る計算』シリーズで計算力をつけていきましょう。
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