明治大学 商学部の地理対策

本記事では明治大学 商学部の地理対策について記載しています。

商学部の地理の試験時間は60分で、配点は100点です。

目標得点率は75%以上に設定して勉強しましょう。

商学部の情報(個別入試)

年度方式募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
2025学部別方式4858,5407,4581,2206.1242/350(69.1%)
英語4技能試験利用方式151,1921,0282394.3376/550(68.4%)
2024学部別方式4858,2897,2511,3015.6241/350(68.9%)
英語4技能試験利用方式159508341734.8378/550(68.7%)
2023学部別方式4858,5047,4811,5134.9238/350(68.0%)
英語4技能試験利用方式159368081515.4388/550(70.5%)
2022学部別方式4857,5686,6641,6284.1243/350(69.4%)
英語4技能試験利用方式159107981505.3401/550(72.9%)
2021学部別方式4858,1587,2901,4675.0217/350(62.0%)
英語4技能試験利用方式159828701406.2353/550(64.2%)

*数値には追加合格・補欠合格・特別措置を含みます。

各項目の傾向と対策

大問は全部で5つです。
年度別の内容を確認しましょう。

・2024年度

エネルギー資源10問(選択)
インドの貿易や産業10問(選択)
主要な穀物の生産と貿易15問(選択と記述)
日本の産業構造の変化10問(記述)
南海トラフにおいて大規模地震発生の切迫性が指摘されている理由論述(4行以内)

・2023年度

未定

・2022年度

オーストラリア大陸の自然環境と産業15問(記述)
第二次世界大戦後の政治、経済の枠組みの変化10問(選択と記述)
民族・宗教・言語の多様性10問(選択)
OECDの報告書10問(選択)
モンゴル国の遊牧が持続可能であると評価されている要因について集約的な工業的畜産と対比させて考える論述(3行以内)

・2021年度

第二次世界大戦後の発展途上国における食糧の増産15問(選択と記述)
国別の人口ランキング、世界言語ランキング10問(選択と記述)
アメリカ合衆国とカナダの領土10問(選択)
産業革命以降の産業構造の変化10問(選択)
エルニーニョ現象の発生が日本の経済に悪影響を与える確率が高くなると予測される理由論述(3行以内)

大問1から4までで地誌および系統地理から出題され、大問5では考察タイプの論述問題が出題されます。マーク式と記述式での出題になっています。

●問題別の分析
・空所補充問題、選択式問題
文章中やグラフ、表中の空所に用語を埋める問題や下線部に関して当てはまるものを選ぶ問題などが出題されます。

実際に2022年度で出題された問題を見てみましょう。

クルド人は国家を持たない最大の民族とされるが、21世紀に入ってからの戦争の後、独裁国家から民主国家へと変わり、クルド人自治区においてクルド語を公用語として認めた国家がある。その国の名前として、最も適当なものを次のA〜Fからひとつ選び、その記号を解答欄にマークしなさい。

A アルメニア
B イラク
C イラン
D シリア
E トルクメニスタン
F トルコ

解答はBです。
参考書や問題集に記載のあることをインプットする他、時事的な事柄についてもアンテナを張っておきましょう。

・記述問題
空所補充問題や一問一答形式で記述問題が出題されます。

実際に2021年度で出題された問題を見てみましょう。

2021年現在において、世界における遺伝子組み換え作物の栽培面積を作物別にみると四種類だけで99%を占めるという。そのうち三種類は、大豆、ナタネと綿である。あと一種類の作物は何か。その作物名を解答欄bに記入しなさい。

解答は「とうもろこし」です。
選択問題と同じように参考書、一問一答などで覚えていきます。
丸暗記ではなくて意味を理解しながら整理して覚えていきましょう。

・論述問題
90字〜100字程度の論述問題が出題されます。
ある現象などの理由について考察する問題です。
用語だけをただ覚えているのではなく、文脈や背景を交えて覚えていかないと論述問題に対応することができません。
現象の内容と因果関係について人に説明できるくらい習熟した状態になっておくのが理想的です。

GMARCH対策のまとめはこちら!↓

\ 最新情報をチェック /