明治大学 全学部統一入試の政治経済対策

本記事では明治大学 全学部統一入試の政治経済対策について記載しています。

学部統一入試の政治経済の試験時間は60分で、配点は100点です。

目標得点率は70~80%以上に設定して勉強しましょう。

全学部統一入試の入試情報

明治大学の公式サイトをご参照ください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
年度別の内容を確認しましょう。

・2025年度

国家の歳入と歳出10問(選択)
人権の保障10問(選択)
IMF-GATT体制10問(選択)
選挙制度10問(選択)

・2024年度

少子化対策10問(選択)
憲法の変遷10問(選択)
企業間競争10問(選択)
パレスチナ、イスラエル10問(選択)

・2023年度

三権分立10問(選択)
物価問題10問(選択)
公務員について10問(選択)
中小企業と農業10問(選択)

・2022年度

国会について10問(選択)
地球温暖化の進行10問(選択)
財政政策と金融政策10問(選択)
差別の解消10問(選択)

・2021年度

議院内閣制と大統領制10問(選択)
グローバル化と地域経済の統合10問(選択)
貨幣について10問(選択)
思想・良心の自由10問(選択)

2022年度から政治分野が3題、経済分野が1題という構成になっています。
ほとんどが政治分野からの出題なので、全学部統一を受ける時は政治分野に注力しましょう。
大問ごとに10個の設問があり、全てマーク式での解答です。

●問題別の対策
空所補充問題、文中の下線部について適切なものや適切でないものを選ぶ問題が主に出題されます。
・空所補充問題
文中にある空所に入る語句を選ぶ問題です。
空所の前後を見て入る語句を選びましょう。
用語を丸暗記するのではなく、その内容を正確に理解して覚えておく必要があります。

・適切なもの、適切でないものを選ぶ問題
文中の下線部について適切もしくは不適切なものを選ぶ問題です。
実際に2023年度の入試で出題された問題を見てみましょう。

下線部(イ:司法権の独立)に関する記述として、適切でないものを一つ選び、マークしなさい。
A 裁判官は弾劾裁判所の裁判によっては罷免されない。
B 行政機関は裁判官の懲戒処分を行うことができない。
C 最高裁判所は裁判所の内部規律などについての規則制定権を有する。
D 裁判所のみが司法権を有する。

解答はAです。
裁判官は弾劾による罷免があります。
教科書レベルですが、正確な知識を持っていないと正解することができません。
問題集をひたすらやるだけで、曖昧な部分を整理して理解していないなどの勉強をしていると、いくら勉強をしても解けないということになります。

GMARCH対策のまとめはこちら!↓

\ 最新情報をチェック /