学習院大学 理学部・コア試験の生物対策

本記事では学習院大学の理学部・コア試験の生物対策について記載しています。

学習院大学はコア試験とプラス試験があり、コア試験が従来通りの学部別の個別試験で、プラス試験は他学部のコア試験で選抜をおこなう試験です。

プラス試験は同一学部を2回受験することができたり、試験日選択の幅ができるなどのメリットがあります。

理学部・コア試験の生物の試験時間は90分で、配点は150点満点です。

目標得点率は70%以上に設定して対策していきましょう。

理学部の入試情報

公式サイトはこちらです。

各項目の傾向と対策

大問は全部で3つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2024年度
1・遺伝子組み換え技術、細胞とタンパク質(50点)
小問×14
2・体内環境の維持、神経繊維と骨格筋(50点)
小問×12
3・発酵のしくみ、植物の環境応答と除草剤(50点)
小問×12
2023年度2022年度2021年度
1・大腸菌の実験、カタラーゼ(50点)
小問×14
・トリプトファンオペロン、プラスミドの導入、タンパク質の構造、タンパク質の種類(50点)
小問×15
・ホルモンによる調節、タンパク質の合成、細胞膜を介した物質輸送(50点)
小問×14
2・尿の生成、培養実験(50点)
小問×11
・細胞の構造、細胞説、細胞分画法、母性因子による初期発生、ビコイド遺伝子(50点)
小問×14
・呼吸のしくみ、ABO式血液型、遺伝情報の変化と形質(50点)
小問×10
3・植物の環境応答と窒素同化、突然変異(50点)
小問×11
・植物の器官分化、花芽形成、個体群、生存曲線(50点)
小問×9
・遺伝子研究の基本技術、タバコモザイクウイルスの細胞間移行、遺伝子導入、伴性遺伝と組換え(50点)
小問×12

遺伝子に関する問題が頻出です。
計算問題や記述説明問題などが出題されるので、用語をただ覚えているだけでなく、仕組みを人に説明できるくらい理解しておきましょう。

●対策
頻出分野の勉強方は下記の通りです。
・遺伝子、遺伝情報
DNA、転写・翻訳、遺伝子の働きが頻出です。
図で流れを可視化し、用語の違いに注意しましょう。

・代謝、酵素
呼吸・光合成・酵素のはたらきが頻出です。
反応経路の図を理解した上で覚え、エネルギーの流れに注目しましょう。

・細胞、生殖
細胞周期、減数分裂、発生が頻出です。
動画で視覚的に理解することをオススメします。
例として動画はこちら

・生態、環境
食物連鎖、個体群、種間関係が頻出です。
グラフの問題は過去問などを通じて慣れておきましょう。また、こちらも用語を正確に理解するようにしましょう。

・実験、考察問題
問題集や過去問で必ず慣れておきましょう。
示されたデータを整理して、的確に記述していく必要があります。
可能であれば添削してもらうといいでしょう。

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