学習院大学 国際社会科学部・コア試験の数学対策

本記事では学習院大学 国際社会学部コア試験(経済学部プラス試験)の数学対策について記載しています。

学習院大学はコア試験とプラス試験があり、コア試験が従来通りの学部別の個別試験で、プラス試験は他学部のコア試験で選抜をおこなう試験です。

プラス試験は同一学部を2回受験することができたり、試験日選択の幅ができるなどのメリットがあります。

国際社会学部・コア試験の数学の試験時間は60分で、配点は100点満点です。

目標得点率は70%以上に設定して対策していきましょう。

国際社会学部の入試情報

入学者選抜ガイドをご参照ください

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
年度別で大問の内容を確認しましょう。

2024年度
1・不等式を満たす最小の自然数(数学Ⅱ)
回答のみ(20点)
2・確率の基本性質(数学A)
過程の記述あり(30点)
3・直線と円(数学Ⅱ)
回答のみ(20点)
4・2次関数の最小値(数学Ⅰ)
過程の記述あり(30点)
2023年度2022年度2021年度
1・確率の基本性質(数学A)
回答のみ(25点)
・積分法(数学Ⅱ)
回答のみ(25点)
・確率の基本性質(数学A)
回答のみ(25点)
2・整数の桁数と最高位(数学Ⅱ、A)
過程の記述あり(25点)
・最小の自然数の確率(数学A、Ⅱ)
過程の記述あり(25点)
・不等式の範囲(数学Ⅰ)
過程の記述あり(25点)
3・三角形のベクトル(数学B)
回答のみ(25点)
・数列(数学B)
回答のみ(25点)
・3つの条件を満たす実数の組(数学Ⅰ)
回答のみ(25点)
4・3次関数と面積(数学Ⅱ)
過程の記述あり(25点)
・曲線と接線、面積(数学Ⅱ)
過程の記述あり(25点)
・3次関数の座標と面積(数学Ⅱ)
過程の記述あり(25点)

他の学部と同じように確率、微積分は頻出です。
問題は標準的ですが、基本的な解法はいつでも引き出せる状態にして、応用問題を十分に解いておくことが前提となっています。
数学ⅠAⅡB(2025年度以降はC(ベクトル)を含む)から幅広く出題されています。

●対策

単元をまたいだ複合的な問題の出題はほとんどなく、1つの単元から出題されます。
まずは基本的な解法パターンを瞬時に引き出せるようにして、応用問題を解いていきましょう。
最後は過去問演習をして記述での解答力を身につけていきます。
答えのみを記述する問題は部分点を狙うことができないので、途中の計算でミスをしないように計算練習も抜かりなくやってください。
解法だけ思いついたら解かないというタイプの受験生もいるので、面倒くさがらずに最初から最後まで解いていきましょう。
確率の基本性質は場合の数の問題がスムーズに解けるのかを確認しましょう。
スムーズにできなかったり、中学のときに確率の問題に苦手意識のあった人は中学レベルまで遡っても構いません。
どこで引っかかったかを意識しないと、ずっと解決しないまま時間だけが過ぎていくこともあります。

GMARCH対策のまとめはこちら!↓

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