学習院大学 法学部・コア試験の数学対策

本記事では学習院大学 法学部コア試験の数学対策について記載しています。

法学部・コア試験の数学の試験時間は60分で、配点は100点満点です。

目標得点率は70%以上に設定して対策していきましょう。

法学部の入試情報

年度学科募集人員志願者数受験者数合格者数競争率
2025法コア試験1502,2862.2015813.9
法プラス試験15303290605.1
政治コア試験1201,3971,3473154.4
政治プラス試験15165163523.2
2024法コア試験1501,7761,6945293.2
法プラス試験15292277743.7
政治コア試験1201,3411,2964023.2
政治プラス試験15229225455.0
2023法コア試験1501,4911,4344143.5
法プラス試験15173166374.5
政治コア試験1209058712743.2
政治プラス試験15115109372.9

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
各大問の年度別の内容は下記の通りです。

2024年度
1・図形と計量(数学Ⅰ) 回答のみ(20点)
2・図形と方程式(数学Ⅱ) 過程の記述あり(30点)
3・複素数と方程式(数学Ⅱ) 回答のみ(20点)
4・図形と方程式、積分法(数学Ⅱ) 過程の記述あり(30点)
2023年度2022年度2021年度
1・図形の性質(数学A) 回答のみ(20点)・確率(数学A)回答のみ(25点)・三角関数(数学Ⅱ) 回答のみ(25点)
2・指数関数と対数関数(数学Ⅱ) 過程の記述あり(25点)・2次関数(数学Ⅰ) 過程の記述あり(25点)・微分法(数学Ⅱ) 過程の記述あり(25点)
3・確率(数学A) 回答のみ(25点)・微分法、積分法(数学Ⅱ) 回答のみ(25点)・図形と方程式(数学Ⅱ) 回答のみ(25点)
4・図形と方程式、積分法(数学Ⅱ) 過程の記述あり(30点)・三角比(数学Ⅰ)、図形の性質(数学A)、図形と方程式(数学Ⅱ) 、ベクトル(数学C)過程の記述あり(25点)・2次関数(数学Ⅰ)、微分法、積分法(数学Ⅱ) 過程の記述あり(25点)

2021年度から2024年度まで数学Ⅰ、Ⅱ、Aからの出題が中心で、数学B(数列)からは出題されていません。
試験科目には数学B(数列)からも出題されるとなっているので、確実に出題されないわけではないので注意が必要です。
大問1から3まで一つの単元の解法を使いますが、大問4は複数単元を使用した融合問題です。
回答のみの大問と回答に至るまでの過程も記述する問題で分かれているので、どれを先に解くのかを決めてから解き始めましょう。
数ある単元の中でも図形問題、微分法、積分法は必ず出題されているので特に対策をしておきましょう。

●数学の対策
回答を記述する問題、思考過程を記述する問題の2種類が出題されます。
回答のみを記述するタイプは答えさえ合っていればいいのですが、過程が良くても答えが間違っていたらダメなので注意が必要です。
思考過程を記述する問題は普段から過程を記述しながら解いていきましょう。
解答の手順だけ書いていたり、電卓を使って計算したりすると本番で力を発揮できません。

問題自体は標準レベルなので、『基礎問題精講』などの標準的な問題が載っている問題集を一瞬で理解しながら解けるようになるまで反復していきましょう。
標準的な問題集で学習した後は過去問をはじめ、学習院大学レベルの問題を解いていきましょう。
最初は制限時間を気にせず、ひたすら手を動かして考えていくと数学の力が身につきます。

GMARCH対策のまとめはこちら!↓

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