学習院大学 文学部・コア試験の地理対策

本記事では学習院大学 文学部・コア試験の地理対策について記載しています。

文学部・コア試験の地理の試験時間は60分で、配点は100点満点です。

目標得点率は75%以上に設定して対策していきましょう。

文学部の入試情報

入学者選抜ガイドをご参照ください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で6つです。(2024年度は5つでした)
年度別の内容を確認しましょう。

・2025年度

アフリカ13問(選択、記述、記述説明)
17点
世界の農業の特徴8問(選択)
8点
ロシア6問(選択と記述)
14点
雨温図と地図13問(選択、記述、記述説明)
27点
オーストラリア11問(記述、記述説明)
25点
人口に関する文章7問(選択と記述説明)
9点

・2024年度

地図問題12問(選択、記述、様式図)
20点
地図問題18問(選択、記述、記述説明)
20点
JRの時刻表8問(選択、記述説明)
20点
日本の工業生産6問(選択、記述説明)
20点
世界各国の首都、都市9問(記述、記述説明)
20点

・2023年度

アメリカ、気候区分図16問(選択と気候区分図)
20点
ラテンアメリカ19問(選択、記述、記述説明)
23点
地図の考察6問(記述、記述説明)
20点
世界の観光4問(選択、記述説明)
15点
日本の資源・エネルギー問題5問(記述、記述説明)
10点
日本の1次エネルギー供給の割合の推移を表したグラフ5問(記述、記述説明)
12点

選択問題、記述問題、記述説明問題、様式図を描く問題など問題の種類は多岐にわたります。
用語の丸暗記や理解を伴わない暗記をしても点に結びつかないので学習方法に気をつけなければいけない内容です。

●問題別の分析
・選択問題
説明文に当てはまる名称、文中にある空所に入る語句を選ぶ問題、地図中に当てはまるものを選ぶ問題、図を選ぶ問題などが出題されます。
用語とその内容を間違えなく覚えたり、地理的な特徴などをおさえておく必要があります。
用語単体ではなくそれに関連した情報も理解した上で覚える用にしましょう。

・記述問題
空所補充問題や一問一答問題などで出題されます。

例として2022年度で実際に出題された問題を見てみましょう。
「(1) リオデジャネイロなどブラジルの各都市で見られるスラムの名称を答えなさい。」

正解は「ファベーラ」です。
ファベーラは失業やドラッグ、ギャング同士の抗争といった社会問題が深刻なスラムです。

教科書、参考書、一問一答などで用語とその内容をおさえておきましょう。

・記述説明問題
ある出来事やグラフなどから読み取れることだったり、用語の説明をしたりする問題です。

例として2024年度で出題された問題を見てみましょう。
「一般に首都を移転する理由、原因などを50字以内で答えなさい。」

模範解答は「政治、経済の集中緩和、災害リスク回避、人口過密の是正、国土の均衡発展を実現するため。」です。

用語の説明だけでなく、さまざまな事象の原因や理由などを説明する問題も出題されるため、地理の勉強をしているときに「これはなぜだろう」と疑問を持ちながら勉強することをお勧めします。

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