成城大学 法、社会イノベーション、文芸学部(2月5日)の英語対策
本記事では成城大学 法(法律)学部、社会イノベーション(社会イノベーション、・理社会)学部、文芸(国文・英文・芸術・文化史・マスコミュニケーション・ヨーロッパ文化)学部の英語対策について記載しています。
上記学部の英語の試験時間は90分で、配点は社会イノベーション学部が300点、法学部、文芸学部が150点です。
目標得点率は75%以上に設定して勉強していきましょう。
成城大学の入試情報
こちらの公式サイトの情報を参照してください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で4つです。
大問の内容を表にまとめています。
2024年度 | 2023年度 | |
Ⅰ | ・長文読解 1. 下線部に関する問題 2. 下線部の内容の説明 3. 下線部が示唆する内容 4. 下線部に関する問題 5. 下線部の内容としてあてはまらないもの 6. 下線部の理由 7. 下線部について35字以内の日本語で記述 8. 下線部に関する問題 9. 下線部に関する問題 10. 下線部の意味 | ・長文読解 1. 下線部の内容 2. 下線部の要因を2つ抜き出す 3. 下線部の理由 4. 下線部について30字以内の日本語で記述 5. 下線部に関する問題 6. 下線部に含まれないこと 7. 下線部が指していること 8. 下線部の数を記述 9. 下線部の内容 |
Ⅱ | ・英文読解 1. 下線部について35字以内の日本語で記述 2. 下線部について40字以内の日本語で記述 | ・英文読解 1. 下線部について45字以内の日本語で記述 2. 下線部について30字以内の日本語で記述 |
Ⅲ | A. 文法・語法・熟語問題 空所補充問題×10 B. 文章中の空所補充問題 空所補充問題×5 | A. 文法・語法・熟語問題 空所補充問題×10 B. 文章中の空所補充問題 空所補充問題×5 |
Ⅳ | ・対話文中の空所の英作文 3語以上10語以内の英作文×3 | ・対話文中の空所の英作文 3語以上6語以内の英作文×3 |
長文読解、英文読解、文法・語法・熟語問題、空所補充問題、英作文で構成されています。
記述問題が多く含まれているので時間配分に気をつけましょう。
長文読解は読解力を直接試すような問題構成なので、単語と文法を早めに頭に入れて長文読解の演習にどれだけ時間を割けるかにかかっています。
記述式の読解問題は文章の内容を正確に把握していないと書けないので、英文解釈に時間をかけましょう。
文法・語法・熟語問題は網羅的な問題集を使用していれば即答できますので、ここで時間をとられないようにしましょう。
●長文読解
長文中にある下線部に関する問題が出題されます。
下線部は文法的に意味がつかみにくかったり、抽象的な表現であることが多いため、下線部付近の内容を正確につかんでおく必要があります。
また、指示されている内容を選ぶ問題などは「つまりどういうことですか?」ということが問われているので、普段から長文を読むときは簡単に人に説明できるくらい理解しているかを確認してください。
長文はかなり語数が多いため素早く内容の把握をしていく必要があります。
いきなり早く読む練習をするのではなく単語、熟語の意味を一瞬で思い出せるようにして、英文解釈を徹底していきましょう。
正確に読めるようになれば答えとなる選択肢を見つけやすいので、結果的に時間内に解くことができるようになります。
●英文読解
短めの文章を読んで下線部について指定字数内の日本語で答える問題です。
下線部について説明する必要があるため英文の内容を確実に理解している必要があります。
大問1の長文読解と同じように単語、熟語力をつけて英文解釈を丁寧にやっていきましょう。
また、指定字数があるので過去問をつかって過不足なく書けるように練習してください。
2023年度は”History Today”というネット雑誌からの出題だったので、読解の練習として読んでおくといいでしょう。(“History Today”)
●文法・語法・熟語問題
文中にある空所に入る語句を4つの選択肢から選ぶ問題です。
網羅的な問題(『Next Stage』、『Vintage』など)を一通りやりきりましょう。
上記の問題集をやりきっていれば瞬時に解ける問題なので、ここは80%以上の正答率を狙っていきたいです。
ただ、基本的ではあるものの意外と注目していなかったものが多いので適当に周回するのではなくノートなどに整理しながら理解、暗記していきましょう。
●文章中の空所補充問題
短い文章の中に空所があるので、文脈で判断して適する文を選ぶ問題です。
空所の前後を確認して、選択肢の文を1つずつ検証し、意味が通じるものを選んでいきましょう。
●対話文中の空所の英作文
対話文があるので話の流れから推測して空所に入る文を指定字数内で記述する問題です。
「どういたしまして」などの相づちのような表現を記述したり、ちょっとした返事をするものが多いため一通り会話表現を覚えておいて、それをアウトプットしていけば点数がもらえます。
過去問演習で形式に慣れておきましょう。