青山学院大学 理工学部(A方式)の英語対策
本記事では青山学院大学 理工学部(A方式)の英語対策について記載しています。
理工学部の英語の試験時間は80分で、配点は150点です。
目標得点率は70%以上に設定して勉強しましょう。
理工学部(A方式)の情報
学科 | 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 競争率 | 合格最低点/満点 |
物理科 | 2024 | 約35 | 550 | 526 | 156 | 3.4 | 298.0/450.0(66.2%) |
2023 | 約35 | 471 | 450 | 215 | 2.1 | 255.0/450.0(57%) | |
2022 | 約35 | 762 | 723 | 190 | 3.8 | 278.0/450.0(62%) | |
2021 | 約35 | 528 | 499 | 218 | 2.3 | 261.0/450.0(58%) | |
数理サイエンス | 2024 | 約20 | 285 | 270 | 94 | 2.9 | 261.0/450.0(58.0%) |
2023 | 約20 | 350 | 331 | 121 | 2.7 | 257.0/450.0(57%) | |
2022 | 約20 | 288 | 271 | 122 | 2.2 | 252.0/450.0(56%) | |
2021 | 約20 | 311 | 301 | 112 | 2.7 | 263.0/450.0(58%) | |
化学・生命科 | 2024 | 約50 | 782 | 750 | 267 | 2.8 | 263.9/450.0(58.4%) |
2023 | 約50 | 808 | 765 | 307 | 2.5 | 261.0/450.0(58%) | |
2022 | 約50 | 836 | 795 | 348 | 2.3 | 250.0/450.0(56%) | |
2021 | 約50 | 702 | 670 | 313 | 2.1 | 247.0/450.0(55%) | |
電気電子工 | 2024 | 約40 | 492 | 471 | 151 | 3.1 | 262.0/450.0(58.2%) |
2023 | 約40 | 479 | 457 | 155 | 2.9 | 261.0/450.0(58%) | |
2022 | 約40 | 608 | 579 | 177 | 3.3 | 267.0/450.0(59%) | |
2021 | 約40 | 518 | 495 | 172 | 2.9 | 268.0/450.0(60%) | |
機械創造工 | 2024 | 約40 | 699 | 668 | 271 | 2.5 | 261.0/450.0(58.0%) |
2023 | 約40 | 973 | 936 | 272 | 3.4 | 264.0/450.0(59%) | |
2022 | 約40 | 749 | 717 | 299 | 2.4 | 252.0/450.0(56%) | |
2021 | 約40 | 528 | 505 | 301 | 1.7 | 241.0/450.0(54%) | |
経営システム工 | 2024 | 約35 | 519 | 504 | 173 | 2.9 | 276.0/450.0(61.3%) |
2023 | 約35 | 560 | 534 | 172 | 3.1 | 265.0/450.0(59%) | |
2022 | 約35 | 649 | 620 | 207 | 3.0 | 273.0/450.0(61%) | |
2021 | 約35 | 571 | 545 | 196 | 2.8 | 275.0/450.0(61%) | |
情報テクノロジー | 2024 | 約35 | 672 | 618 | 174 | 3.6 | 275.0/450.0(61.1%) |
2023 | 約35 | 810 | 760 | 195 | 3.9 | 278.0/450.0(62%) | |
2022 | 約35 | 769 | 717 | 177 | 4.1 | 280.0/450.0(62%) | |
2021 | 約35 | 762 | 724 | 146 | 5.0 | 302.0/450.0(67%) |
各項目の傾向と対策
大問は全部で5つです。
下の表で出題される問題を確認しましょう。
2024年度 | |
1 | ・長文読解 和訳問題×2 内容に関する問題×15 |
2 | ・単語問題 定義から単語を推測する問題×10 |
3 | ・文法、語法、熟語問題 空所補充問題×20 |
4 | ・会話問題 空所補充問題×5 内容一致、不一致×5 |
5 | ・整序問題 語句の整序問題×5 |
2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | |
1 | ・長文読解 和訳問題×2 内容に関する問題×15 | ・長文読解 和訳問題×2 内容に関する問題×15 | ・長文読解 和訳問題×2 内容に関する問題×15 |
2 | ・単語問題 定義から単語を推測する問題×10 | ・単語問題 定義から単語を推測する問題×10 | ・単語問題 定義から単語を推測する問題×10 |
3 | ・文法、語法、熟語問題 空所補充問題×20 | ・文法、語法、熟語問題 空所補充問題×20 | ・文法、語法、熟語問題 空所補充問題×20 |
4 | ・会話問題 空所補充問題×5 内容一致、不一致×5 | ・会話問題 空所補充問題×5 内容一致、不一致×5 | ・会話問題 空所補充問題×5 内容一致、不一致×5 |
5 | ・整序問題 語句の整序問題×5 | ・整序問題 語句の整序問題×5 | ・整序問題 語句の整序問題×5 |
直近の3年間で出題傾向に変化はありません。
長文読解と単語問題で記述問題が出題されます。単語問題では単語のスペルを書く必要があるので、意味だけでなくスペルもあわせて覚えていきましょう。
文法、語法、熟語問題の出題数も20題と大きな割合を占めています。
●問題別の分析
・長文読解
和訳問題と内容に関する問題が出題されます。
和訳問題は英文の構造を把握し、和訳部分の前後関係や注釈などをヒントにしながら完答を目指していきましょう。長文読解の演習に入る前に英文解釈の勉強を欠かさないようにしてください。
内容に関する問題は本文のタイトルを選ぶ問題や内容に関する問題、語彙問題などが出題されます。
内容に関する問題には選択肢が4つありますが、問題によっては全て正解になるものや全て間違っているものがあります。
語彙問題は本文中にある下線部の英語表現の意味を答える問題です。標準的な単語集を覚えていれば対応できます。
タイトル問題以外は読み進めながら答えることができる問題ばかりなので、正誤判定に注意しながら素早く解いていきましょう。
・単語問題
ある単語の定義が英語で書かれているので、その定義にあう単語のスペルを記述する問題です。
実際に例題を確認してみましょう。
someone who is trained in science, especially someone whose job is to do scientific research
→(s_ _ _ _ _ _ _ t)
正解はscientistです。和訳すると「科学の訓練を受けた人、特に科学研究を仕事とする人」なので、この定義にあてはまり、sから始まりtで終わる単語を推測します。
単語の意味とその定義、スペルを確実に覚えている必要があります。
思いつかない場合は考え込まずに別の問題に移りましょう。
・文法、語法、熟語問題
空所補充問題として出題されます。
『ネクステージ』や『VINTAGE』などの標準的な網羅系問題集を1冊を仕上げておけば対応できます。20問と数多いので素早く解けるようにしておきましょう。
・会話問題
空所補充問題と内容一致、不一致問題が出題されます。
空所補充問題は会話の流れや空所の前にある単語、消去法などを使って解答していきましょう。
例えば空所の前にtheがあれば、空所に入るものは名詞の可能性が高いです。
内容一致、不一致問題も同じように会話の流れを追っていれば答えられる問題です。
・整序問題
6つ語句が並んでいるので、その語句を和文や語句などから判断して並べ替えていきます。
空所の2番目と4番目に入る語句を答えます。
文法や熟語表現などの知識を使ってかたまりを作って並べていきましょう。