受験勉強のやる気がでないときの対処法4選
「もうすぐ受験だというのに全然やる気がでない」という瞬間は誰にでもくると思います。
やらなければ人生が終わってしまうとか強烈な使命感をもっているとかでない限り、どんな人でも「今日は乗り気がしないなぁ」という日はあります。
とはいえ、よっぽどのことがなければ確実に受験の日はきます。
本記事ではどうしてもやる気がでないときの対処法を4つご紹介します。
身辺や頭の中を整理する
やる気がでないときは何をすべきか明確になっていないときがあります。
自分がやるべきことに優先順位をつけられていないと頭の中がゴチャゴチャになって行動に移すことができません。
まずは紙にやるべきことを書き出していきましょう。
スマホなどのデバイスをつかって並べることもできますが、できれば手を動かした方がいいです。
手順は下記の通り。
❶ “受験勉強でやるべきこと”などのタイトルをつける
❷ やりたいことをひたすら書いていく
❸ やりたいことの中で今やるべきことにチェックをいれる
❹ チェックをいれたことに優先順位をつけていく
❺ 優先順位を1,2位だけに絞る
以上の手順を踏めば、やるべきことが明確になります。
あとは優先順位1,2位のことをやるだけです。
頭の中のみではなく身辺の整理もしましょう。
考えていることがゴチャゴチャだと部屋も汚くなります。
読んでいない本や参考書、問題集は家の奥に封印しておくか処分してしまいましょう。
目の前に置いておきたい人はシンプルに元にあった場所に戻しましょう。
とにかく余計なコトやモノを自分の中から追い払うようにして残ったものを整理するイメージです。
志望大学に行ってみる
大学構内を一般見学用に開放するオープンキャンパスなどのイベントもありますが、オープンキャンパスをやっていない状態の大学に行くこともおススメです。
自分が入りたい大学の雰囲気を味わっておくことは勉強のやる気にもつながります。
同じ大学生とはいえ、各大学で色がちがいます。
多くのオープンキャンパスは夏ごろに開催されます。
部活動が終わり本格的に受験勉強をするシーズンですので、体験しておくのとしないのとでは、やる気に大きな差がつく可能性があります。
もちろんオープンキャンパスに参加しなくても大学の合否には関係ないので、行くか行かないかは個人の自由ですが、やる気がでない人は参加したほうがいいかもしれません。
行ってみたら自分のイメージと違ったということもありますので、行くのであれば早めにいったほうがいいですよ。
合格体験記を読んでみる
受験生時代に僕がいちばんやっていた方法です。
自分の志望大学の合格体験記を読んでみましょう。
例えば、僕が卒業した早稲田大学の合格体験記は下記のURLでみることができます。
http://www.waseda.jp/taiken-waseda/goukaku/
読んでみると「過去問を10年分解き終わらないと当日受験しにいかないと決めていた」など、合格した学生の熱量が文面から伝わってきますよね。
他人の猛烈な熱量にふれると感化されて、自然とやる気がわいてきます。
合格体験記を読むときの注意点は「鵜呑みにしない」ということです。
合格したときはかなりテンションが上がっているので、大げさにドラマチックに合格体験記を書きがちです。
本当はそんなにやっていないのに少し盛っている場合があるので、一から十まで信じ込むことはNGです。
ただ、熱量がものすごくあったということは事実ですので、素直に感化されつつ自分のやるべきことをやっていくということが大切です。
とにかく手を動かしてみる
やる気がでないときは小さなことでもいいので、何かを始めてみることをおススメします。
3分だけ単語の暗記をしてみたり、3問だけ問題を解いてみたり、とにかく少ない量でかまいません。
そうすると、たいていの人は3分や3問だけで終わらせるということはないです。
手を動かすと3分が30分になったり1時間なり、3問が30問になったりします。
もともと人にはやる気というものはなく、動いてみるとどうにかなる場合が多いのです。
どうしても優先順位をつけることができないときは何でもいいので始めてみましょう。
まとめ
やる気がでないときは…
1.頭の中や身の回りを整理しましょう!
2.志望大学に行ってみましょう!
3.合格体験記を読んでみましょう!
4.とにかく手を動かしてみましょう!
あまり急ぎすぎず、やれることを1つずつ積み重ねていきましょう。
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