私立大学の文系学部を攻略する3つの心得
人文科学系の学部を志望している受験生は年々減少傾向にありますが、いぜんとして文系学部を志望している学生は多く、中でも私立大学に入学する人は他の大学区分に比べて多いです。
どの大学、学部、学科を受けるにしても戦略があり、私立大学の文系学部についても意識しなければいけないポイントがあります。
本記事では3つのポイントにしぼって解説します。
苦手科目があるのは絶対ダメ!!
私立大学文系学部の合格最高点は、大学、学部、学科によりますが、基本的に高いです。
*約70%前後で考えてください。
関連記事:私立大学が公表する「合格最低点」を鵜呑みにしてはいけない理由【答えは得点調整】
また、私立大学の場合、受験科目が3~4科目と少ないです。
したがって、どれか1つでも苦手科目があるとかなり足を引っ張ります。
定期テストの感覚で考えると70%くらい頑張ればいけるのではないかと思う人もいるかもしれませんが、中途半端にやっているとまず到達しない点数です。
志望している大学、学部、学科によって傾向は異なり、何をどれだけやったらいいのかは人によって判断しなければいけないことですが、目の前の参考書、問題集を完璧になるまで反復しましょう。
中でも英語を圧倒的な得意科目にする
苦手科目をなくすのは当然として、中でも英語を一番の得意科目にできれば鬼に金棒です。
なぜなら、どこの私立大学も英語の配点が一番高いからです。
点数を稼げるところで稼ぐことは受験成功の鉄則ですので、英語を圧倒的な得意科目にすると格段に合格可能性が高まります。
目安としては英語の偏差値目標を他の2教科+5に設定して勉強計画を立てましょう。
上述のとおり僕の場合は国語の偏差値+5が英語の偏差値になっています。
なんどもいいますが、英語を一番の得意科目にするからといって他の2教科をおろそかにしないでください。
英語のレベルをあげるよりも苦手教科をなくす方が先です。
社会は夏からでもいいけど、あなどるべからず!
3教科のなかでも社会は暗記の要素が強いので、あまり先に勉強しても本番に覚えていなければ意味がありません。
なので、夏休みあたりから勉強し始めても本番に間に合います。
しかし、後回しでいいとはいえ決してあなどってはいけない科目です。
特に難関私立大学となると記述もありますし、かなり深い知識が必要です。
綿密な勉強計画を立てることができないと、本番にまったく間に合わず撃沈という結果になります。
後回しにするのであれば、後回しにするなりに具体的でスキのない計画をたてるべきなのです。
まとめ
私立文系大学を攻略する3つの心得は…
1.苦手科目は絶対NG!
2.英語を圧倒的な得意科目にすべし!
3.社会は後回しでいいけど、あなどるべからず!
上記の心得を守って正しい方法で試験対策をやっていきましょう。
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