浪人が決まったらやるべきことは「現役生時代の反省」
受験期間が終わり、浪人が決まってしまった人がいると思います。
まずは、お疲れ様でした。そして、また1年間がんばりましょう。
現役で受験を終えることができなかったことはとても悔しいと思います。
でも、時間がたつと悔しい思いはほとんど消えてしまい、また同じことをしてしまう人が多いのです。
なぜそんなことがわかるのかというと、実は僕も浪人を1年間経験しているからです。
最初はやる気に満ちあふれていた浪人生たちは、高校生活を離れ、ある程度自由な生活になるので時間の経過とともにハメを外し始めるのです。
しかし、浪人生活は金銭的にも精神的にも負担がかかるため、何度も挑戦できるものではありません。
さらに言ってしまえば受験勉強はスタートラインに立つための準備にすぎないので、時間をかけるものではありません。
そこで浪人生活を経て第一志望の早稲田大学に合格した僕が1回で浪人生活を終え、志望大学に合格するための秘訣をお教えいたします。
浪人をして志望大学に合格する割合は1/3といわれていますが、ぜひ突破していただければと思います。
まずは現役生時代の反省を徹底的にすべし!
浪人が決まったときに僕がやったことは現役生時代の反省でした。
反省をするときに確認することは以下の通りです。
・どの教科が原因で不合格になってしまったのか
・どういう心構えで受験勉強に取り組んでいたか
・どんな勉強法をしていたか
おそらくですが、ほとんどの人がすべて間違っていたと思います。
ちなみに僕の場合は下記の通りです。
僕は現役時代に早稲田大学法学部、早稲田大学商学部、明治大学法学部、法政大学法学部を受験しています。結果は全落ちで強制的に浪人です。
・どの教科が原因で不合格になってしまったのか
-国語(現代文・古典)と世界史が不合格の原因でした。
国語の偏差値は57、世界史の偏差値は60程度でした。
早稲田大学法学部は偏差値が約70なので、とうてい合格は不可能です。
・どういう心構えで受験勉強に取り組んでいたのか
-効率の意味を履き違えていて、実質何も勉強をしていない状態でした。
効率のいい勉強というのは結果を出すということに貪欲になり、無駄な作業を省いて、本当に重要なことだけに集中することです。
無駄な作業をしていませんでしたが、勉強もしていないので成績が伸びないのは当たり前ですね。
・どんな勉強をしていたのか
-参考書、問題集もすべて中途半端。
英語についてはやりきった参考書、問題集がありましたが、国語、世界史に関しては1冊もありませんでした。
ここまで反省することができたら、次はどのように改善していけばいいかを考えていきます。
極端なことをいうと現役時代と逆のことをすれば合格するわけです。
なので、この反省するステップは徹底的にやるべきなのです。
反省点をもとに1年間の計画をたてる
現役生時代の反省を徹底的にやることができたら、その反省をもとに1年間の計画をたてます。
1年間の計画をたてるうえで大切なことは下記の通りです。
・夏前、夏季休暇、冬前、冬期休暇、受験前に期間を区切る
・それぞれのステージでの到達目標を設定する
・やるべき参考書、問題集をリストアップする
・いつまでにどの参考書、問題集をどれくらいやるのか具体的に決める
現役生時代ではここまで具体的な計画を立てなかったのではないでしょうか?
浪人生活は失敗できないため、盤石な計画を立てていきましょう。
僕は河合塾に通っていましたが、だいたい夏季休暇終了時に第一志望でC判定以上出していた人はそのまま本番でも結果を出していた印象です。
なので、夏季休暇終了時に第一志望でC判定以上だせるような計画を組みましょう。
スタートラインによって1年の計画は違いますので、自分で考えて計画をたててみましょう。
最後に勝負を決めるのは自制心です
ここまでテクニック的なことでしたが、最後に勝負を決めるのは自分の心です。
前述したように、浪人中は高校時代とは比べ物にならないくらいの誘惑だらけになります。
そんな中で結果を出せるかどうかを決定づけるのは自制心を持てるかどうかです。
周りがどんな状況だろうと自分がやるべきことを定めて、愚直にやりきれるかどうかが志望大学合格につながっていきます。
現役で受かった同級生たちは大学生活を満喫しています。
予備校に行かずに遊びほうけることもできます。
1年間きついかもしれませんが、自分を律することを忘れずにがんばっていきましょう。
浪人を成功をさせるためのまとめ
浪人生活を経て、第一志望大学に合格する方法は以下の3ステップです。
2.反省をもとに1年間の計画立てよ!
3.1年間自制心をもって努力せよ!
以上です。
1年間がんばっていきましょう。
“浪人が決まったらやるべきことは「現役生時代の反省」” に対して1件のコメントがあります。