「時制」の基本まとめ【かまなび私立文系対策コース】

僕が在籍している「かまなび」教えない塾です。

教えないというのは大勢の生徒の前にたって授業したり、1対1で授業をしたりしないということを意味します。

基本的に自分で勉強をすすめてもらい、わからないところを近くの先生に質問するというシステムです。

僕が担当している「かまなび私立文系対策コース」も同じ形態をとっています。

自学自習ベースなのでおススメする参考書の他に、自分で勉強をしていても、なるべく理解しやすいような教材を制作しています。

本記事では英語の「時制」をもとに、どのような内容の教材をご提供するかをご紹介させてください。

「時制」とは何か

「時制」というのは大きく下記の5項目にわかれます。

・現在形
・進行形
・過去形
・完了形
・未来形


まずは学習すべき範囲を把握しましょう。

正直、こういった分類は問題を解いたり、実際に英語をつかうときには覚えている必要がありません。

しかし、今から勉強しようとしていることの大きな枠組みを知っておくことは大切です。

本記事では「理解」を重視して時制について解説します。

もちろん問題演習をして「慣れる」というステップがなければ成績はのびませんよ。
関連記事: 成績をあげる秘訣は「覚える・理解する・慣れる」

現在形について

現在形の結論は「いつも変わらないこと」です。

次に例文をみてください。

“She usually drinks bubble tea.”
彼女はいつもタピオカミルクティーを飲んでいます。

“drinks”が現在形になっていますね。

上の文が意味するのは「昨日も今日も明日も”変わらず”タピオカミルクティーを飲んでいる」ということです。

次は下の文をみてください。

“He resembles his mother.”
彼はお母さんに似ています。

整形でもしない限り”変わらず”お母さんに似ているということです。

最後に下の文をみてください。

“The sun rises in the east.”
太陽は東からのぼります。

太陽が昨日は西からのぼって、今日は南からのぼり、明日は東からのぼるということはゼッタイにないですよね。

”変わらず”太陽は東からのぼります。

このいつでも変わらずというのが現在形のポイントです。

なのでこんなことも現在形で表現することができます。

“The bookstore opens at 10 o’clock tomorrow.”
その本屋は明日10時にオープンします。

明日のことですが、”変わらず”10時にオープンするのであれば現在形になります。

進行形について

進行形の結論は「なにかの最中、途中、動き」です。

下の文をみてください。

“Excuse me. You’re sitting on my jacket.”
すみません。僕のジャケットに座っちゃってますよ。

進行形はbe動詞+ing形でしたよね。

今まさに誰かがジャケットの上に座っちゃってるんです。

注意をすれば「あぁ、すいません。」となって体をずらしてくれるでしょう。

つまり進行形はこういうことがいえます。

近いうちに終わることだけど、まだ終わっていない動作を指す
・やめようと思えばすぐにやめることができる動作を指す。


進行形の意味がわかれば、現在形との区別は簡単ですよね。

現在形は変わらないこと、進行形は簡単に変わることです。

過去形と完了形について

過去形の結論は「離れていること」です。

たぶん多くの人は「どういうこと?」とおもっているかもしれません。

過去形をつかう3つの用法と「離れている」について説明します。

・過去のことをあらわす
“He traveled in China two years ago.”
彼は2年前に中国を旅行しました。

→「現在」と「過去」が”離れている(距離がある)”

・仮定法
“If I were a bird, I would fly to you.”
もし私が鳥なら、あなたのもとに飛んでいくのに

→「現実」と「理想」が”離れている(距離がある)”

・丁寧な表現
“Could you open the door?”
ドアをあけてくれますか?

→「自分」と「相手」との関係性が”離れている(距離がある)”

上のように過去形は単純に昔のことをあらわしているのではなく、「離れていること」を指し示す表現であることがわかります。

以上のことをふまえて「過去形と現在完了形」のちがいを説明します。

過去形と現在完了形の違いの結論その①は「過去形は単なる事実、現在完了形は思い出」です。

例として下の2文をみてください。

・過去形
“I traveled in China two years ago.”
私は2年前に中国を旅行しました。

・現在完了形
“I have traveled in China twice.”
私は2回中国を旅行したことがあります。

1番目の文は単純に「中国に2年前に旅行へ行った」という事実をあらわしているだけです。

2番目の文は「2回中国に行った」という思い出が頭の中でイメージされています。

過去形と現在完了形の違いの結論その②は「過去形は今のことがわからない、現在完了形は今のことがわかる」です。

例として下の2文をみてください。

・過去形
“I finished my homework.”
私は宿題が終わった。

・現在完了形
“I have finished my homework.”
私は宿題が終わったところだ。

過去形の場合は「宿題が終わった」という事実はわかりますが、今何をやっているのかについてはわかりません。

しかし、現在完了形の場合は「たった今宿題が終わった」ということなので、宿題が終わり次に何をやるか決めようとしているところをイメージできますよね。

以上で過去形と現在完了の区別ははっきりとできるようになったと思います。

過去完了形について

過去完了形の結論は「過去のある1点よりも前のこと」です。

下の文をみてください。

“When I arrived, he had already gone home.
私が到着したとき、彼はもう家についていました。

私が到着した→過去のある1点

彼はもう家についていました→「私が到着する」という過去のある1点よりも前の話

時系列がみえてきましたか?

現在完了形とまざってしまい混乱してしまう人が多いのですが、上のように考えると簡単です。

もう1文用意しましたので確認してみましょう。

“I had finished my homework when my mother came home.”
お母さんが帰ってきたときには、宿題を終わらせてました。

お母さんが帰ってきた→過去のある1点

宿題を終わらせた→「お母さんが帰ってくる」という過去のある1点よりも前の話

理解しましたか?

未来形について

未来の表現には下記の2種類がありますよね。

・will + 動詞の原形
・be going to~


中学までは、両方とも同じ意味だと習っていると思いますが、実は違うのです。

未来形の結論は「willは”意思”と”推量”、be going toは”確実な予定”と”~しそう”」です。

まずは”will”から説明します。

“I will do my homework.”
私は宿題をするつもりです。

上の文章は「意思」ですよね。「宿題をしよう」という意思があります。

“He will do his homework.”
彼は宿題をするだろう。

上の文章は「推量」ですよね。「彼は宿題をするだろうな」と思っています。

とありえず「するつもり」ではあるけど、確実にやるかどうかわからないことに”will”は使われます。

次に”be going to”の説明をします。

“The train is going to arrive at Tokyo station at 10:06.”
電車は10:06に東京駅に着く予定です。

特に日本の電車の場合、遅延とかがなければ確実に10:06に到着しますよね。

“It is going to rain.”
雨が降りそうです。

空がだんだん曇ってきている様子をみて、「雨が降りそうだな」と感じているということです。

補足ですが進行形でも未来のことを表すことができます。

“I’m having lunch with him on Friday.”
金曜日に彼と昼食をたべるつもりです。

be going to も進行形の形をしていますよね。

つまり進行形で「ある予定にむかっている」ニュアンスをこめているのです。

「時制」の解説は以上となります。

「かまなび私立文系対策コース」では問題演習もあります

「かまなび私立文系対策コース」では今回のような解説を書いた冊子をお渡しし、同時に豊富な問題演習を実施していただきます。

理解するだけでは問題を解けるようにはなりません。

基本的な文法事項を説明する冊子で木の幹をつくりあげ、そこから問題演習で枝をつけていくようなイメージです。

成績をあげる必須条件である「覚える」「理解する」「慣れる」を本コースでサポートさせていただきます。

通塾がむずかしい場合はオンラインでコミュニケーションをとらせていただきますので、どこにお住まいでもかまいません。

ご興味のあるかたは下記のURLから個別相談会にお申込みいただければと思います。
かまなび私立文系対策コース

夏休みがせまっていますので早めの対策が肝心です。

今のレベルと志望大学から最適な学習プランを生徒さんとともに考案していきます。