部活と勉強を両立するには自分の「疲労度」を把握しよう!

2019年11月3日

多くの高校生にとって部活と勉強の両立は大きな課題になると思います。

中でも所属している部活動が強豪だったりすると練習も忙しく、勉強との両立がより難しくなります。

そこで全国出場レベルの部活動に所属しながらも偏差値60以上をキープしていた僕が部活と勉強の両立方法をお教えします。

結論からいうと「自分の疲労度を把握すること」が両立の一歩目になります。

部活動でどれくらい疲労しているかを把握する

まずは部活動で自分がどれくらい疲労するかを把握しましょう。

部活動と一言でいっても内容や個人の体力によって疲労度が変わってきます。

僕が所属していた弓道部は基本的にハードなトレーニングはないので、体が猛烈に疲れるわけではありません。

しかし、上下関係がかなり厳しかったので精神的な疲労度は他の部活よりもあったと思います。

毎日、体をかなり使うスポーツや上下関係がとても厳しい部活動をやっている人は、帰宅後すぐに勉強を始められるほどの体力は残っていないでしょう。

疲労度を把握していないと、勉強ができる状態なのにやらなかったり、できない状態なのに無理やりやったりしてしまいます。

自分のコンディションを把握しておくのはスポーツにかぎらず勉強でも同じことです。

勉強できる状態だと判断した場合

自分の疲労度を考えて、どうにか勉強できる状態だと判断した場合は就寝前に最低1時間以上は勉強するようにしましょう。

僕の場合は21時くらいに帰宅して夕食を食べた後に2時間勉強していました。

帰宅までに今日やるべきことを頭の中に思い浮かべておくのがコツです。

イスにすわってから今日何をやるかを考えだすと、よけいなことまで考えてしまい、なかなか勉強を始めることができません。

夕食を食べた後にすぐ取りかかれるようにしましょう。

すぐにとりかかるというのが重要で、心を無にしてとにかくとりかかると勝手にエンジンがかかり、やりぬけるかと思います。

ちょっと眠いけど勉強しておきたい場合

今すぐに寝たいというわけでもないけど、ちょっとぼんやりするなというときは10分~15分程度の睡眠をとりましょう。

長続きはしないものの1~2時間程度なら頭がスッキリした状態で勉強することができます。

ここで30分以上の睡眠をとると逆に寝るべき時間に寝れなくなるので注意です。

あやまって30分以上寝てしまった場合はそのまま勉強せずに寝てしまいましょう。

もちろん個人差があるので、自分で頭がスッキリするちょうどいい時間を見つけてみてください。

完全に勉強できる状態ではない場合

ハードな練習で完全に疲労してしまい、とても勉強できる状態ではないときは、勉強せずにそのまま寝てしまいましょう。

勉強しなくてもいいということではなく、はやく寝るかわりに早く起きて勉強しましょうということです。

僕の場合は23時前には寝て、次の日の朝5時に起きて2時間勉強していました。

プラスして電車の中でも勉強をしていたので朝だけでかなり勉強できることになります。

まず無理をせずに眠たいときに勉強をしないということは心がけてください。

それでも言い訳をして勉強できない人は授業に集中しよう

いろいろな方法を提示しても「それでもできない…」と言い訳をして勉強できない人がいます。

言い訳をしてしまう人を変えようとは思いませんし、やる気がでるまで変える必要もないかと思いますので、家に帰って勉強できない人向けに解決方法をご提示します。

それは授業に集中するという方法です。

一つ一つの授業を集中して受け、わからないところは質問しにいくということを毎日繰り返せば、最低限の知識は身につけることができますし、定期テスト前にあせることもありません。

「部活が忙しくて授業も寝てしまう…」という人は、申し訳ないのですが解決方法がありません。

言い訳を繰り返せば将来の自分に負債がたまっていくだけです。

まとめ

部活動と勉強を両立するためには…

自分の疲労度を正確に把握して下記3パターンで対策を練ろう!

・眠くないとき→就寝前に1時間以上勉強しよう!
・ちょっと眠いとき→10~15分程度の睡眠をとってから勉強しよう!
・完全に眠いとき→はやく寝て、はやく起きよう!

人によってはかなりストイックにみえてしまうかもしれませんが、両立するということはそもそもハードなことなので受け入れるしかないです…

ただ、部活も勉強もうまくいくよう努力できたという経験は大きな自信につながりますので、まずは試してみましょう。