『日本語ボキャブラリーテスト』で自分の語彙力を測定してみよう!【語彙力の強化方法も紹介】

2019年8月28日

現代文の問題を解くのに語彙力が必要だという話をこちらの記事でしました。

ただ、何をするにも自分のスタートラインを知っておくことは重要です。

そこで、本記事では自分の語彙力をチェックできるサイトと語彙力の強化方法をご紹介します。

『日本語ボキャブラリーテスト』で語彙力をチェック!

自分の語彙力を簡単にチェックできるサイトが『日本語ボキャブラリーテスト』です。

50問のテストに回答するだけで下記のことがわかるようになります。

・現時点の語彙力
・受検者全体からみた順位


僕が受験したところ35,995語(上位0.11%)と測定されました。

このテストは学生だけでなく社会人も受験していますので、思っているより順位が下のほうで表示される可能性があります。

正確に統計をとっているわけではありませんが、一般的な大学生は約20,000語と言われていますので、20,000語付近まで語彙力があると安心です。

20,000語を下回った場合、早急に語彙力の強化を進めたほうがいいということになりますし、じゅうぶんある場合は現代文の問題を解いたほうがいいということになります。

語彙力を強化するために

上述の通り、語彙力に難があるという場合は早めに対策しなければいけません。

よく語彙力を増やすには本を読んだ方がいいという意見があります。

僕もこの意見に同意するのですが、受験は短い期間ですので、本を読んでいると時間がかかりすぎてしまい非効率です。

ここは語彙力を強化するテキストを使用しましょう。

他の記事でも紹介をしましたが『日本語チェック2000辞典』を強くオススメします。

「2000語も覚えられない!」という人はもっとコンパクトに覚えるべき語彙をまとめたテキスト(『頻出現代文重要語700』など)を使ってもOKです。

あくまで『日本語チェック2000辞典』はこれさえ覚えれば受験現代文で読めない文章がなくなるという意味でオススメしています。

どのようにテキストを使うのかについて

語彙力強化用のテキストは下記の手順で進めていきましょう。

❶ まずは語彙と意味を確認する

❷ 問題があれば解く

❸ 意味の部分を隠して自分で説明できるかをテストする

❹ 忘れかけたタイミングで再度テストを行う


以上のルーティンを守ってテキストを進めていきましょう。

特に語彙の意味が大切です。

意味の説明でわからないところがあれば、わかる人に聞きましょう。

瞬時に意味が思い出せるようにしないと文中で出てきたときに反応することができません。英語と同じですね。

語彙力については多くの受験生が軽視するところですが、非常に重要です。

認知できて、かつ使える言葉を増やしていき、他の受験生との差を広げていきましょう。

まとめ

語彙力を増やすには…

・まずは現時点の語彙力をウェブサイトで把握しよう!
・語彙力のテキストを使って覚えていこう!

以上です。

現代文の成績が伸びると他の教科の成績も比例して伸びます。

また、読める本の数も増えるので教養もどんどん身につきます。

軽視せずに鍛えていきましょう。