高1と高2が受験までにやっておくべきこと【英語・国語】

2019年10月9日

受験シーズンは高3の4月からといわれているけど、なんとなく高1、高2から勉強しておかないと大学に進学することができないのではないかという不安をもっている人へ英語と国語に関して最低限やっておくと安心ということを書きました。

受験シーズンとはいうものの、いつから始めるべきかなんて人それぞれですし、志望大学のレベルによって大きく変わってきます。

実感として4月から正しい勉強をすれば、ほとんどの大学に合格すると思いますが、未経験の人からしたら不安です。

本記事では英語と国語にしぼって、高1と高2が受験シーズンまでにすべきことをまとめています。

英語は単語と文法の基本が仕上がっていると余裕がうまれる

英語についてですが、基本的な単語と文法が頭に入っていると受験シーズンが始まったときに大きなリードをとることができます。

具体的にいうと…

【単語】
学校から指定された単語集をすべて覚えている状態がベストです。
英検でいうと準2級もしくは2級合格レベルの単語です。

【文法】
『ネクステージ』という問題集の「文法」項目の問題に全問正解できる状態がベストです。

全問正解するだけではなく「なぜその答えになるのか」を他人に説明できると、さらにいいです。

『ネクステージ』に限らず学校指定の問題集を基準に考えても同じです。

たったこれだけでOKです。

以上の2つをやっておくとかなり精神的に楽になります。

もちろん中学生のときに英語が苦手だった人は中学範囲の復習から始めてください。

高校生になったからといって、いきなり高校の範囲をやらなくてもいいのです。

「明確な目標がないとがんばれない」という人は高校2年の終わりまでに英検2級に合格するという目標をたてることをおススメします。

国語は語彙力と漢字力、そして本をたくさん読む

国語(現代文)については語彙力と漢字力を強化して、見識をひろげるために本をたくさん読んでおくことをおススメします。

現代文の成績は語彙力と漢字力を強化することで伸ばすことができます。

本を読んでおけば勝手につくといいますが、語彙力と漢字力を本から吸収するにはかなりの冊数を読む必要があります。

僕の友人で国語が得意な人たちの多くは小学生のころから無類の読書好きです。

なので、いきなり高校生になってたくさんの本を無理やり読んでも挫折します。

『日本語チェック2000』(語彙力強化)や『入試漢字マスター1800+』(漢字力強化)など、専用の参考書がありますのでピンポイントで対策をしていきましょう。

漢字については具体的な目標として漢検2級をおススメします。

語彙力については『日本語チェック2000』という語彙の辞典がありますが、8割がた語句の意味を説明できるようにしておくとかなり効果的です。

いきなり本を読んでも挫折するといいましたが、やはり適度な読書で見識をひろげておくことは大学生になっても大切なことですので、高校生のうちに習慣づけておきましょう。

高校生になって中学生のころよりは世界が広がった感じがすると思いますが、やはりまだまだ見識はせまいものです。

せめて自分が興味をもてるジャンルの本は読んでおくことをおススメします。

まとめ

受験シーズンまでに高1と高2がやっておくべきことは…

英語は単語力と文法力を強化しよう!
国語は語彙力と漢字力をつけて、本を読んで見識をひろげよう!

高校3年生を有意義に過ごすために、高1や高2から準備をすすめていきましょう。