受験勉強はいつから始めるべきか

2021年1月29日

多くの高校生は「いつから受験勉強を始めるべきか」という問題にぶち当たると思います。
結論からいってしまうと今の実力と志望大学しだいです。

具体的にいうと、偏差値40レベルの高校で志望大学が東京大学である場合は高校に入学した瞬間から本当に!必死に!死に物狂いで!中学範囲の復習をはじめるべきです。それでも間に合うか微妙なレベルです。

逆に偏差値70レベルの高校で志望大学が東京大学の場合は高校3年生の夏あたりから受験勉強をはじめてもサクッと合格する可能性は高いです。

極端な例をあげましたが、いつから受験勉強をはじめたらいいのかという質問に対する答えは今の実力と志望大学ということがわかっていただけたかと思います。

本記事では「いつから受験勉強を始めるべきか」について具体的にご説明します。

“とりあえず”勉強するくらいならしないほうがマシ

志望大学は決まっていないけど、とりあえず勉強しておくかというのはNGです。
なんでもそうですが、明確な意思決定をせずに、とりあえずで始めたことは高確率でうまくいきません。

中途半端になにかに取り組むのであれば、やめて、自分の好きなことに熱中してくてください。
なにも高校生活は勉強だけではありませんし、社会に出てからの評価も勉強ができるかできないかだけでは決まりません。

受験勉強をして大学に入りたいのであれば、目標をさだめてから始めるべきです。
そこから今の実力と志望大学の差を考えて始める時期を決めます。

僕の場合は結果的に浪人をしてしまいましたが、強豪の弓道部で必死に練習した経験はいまにも活きています。

それでも不安であれば時間のかかる教科(英語・数学)をやろう

“とりあえず”の勉強はするなといっても不安なんですけど…という人もいると思います。
さんざんあおっておいて申し訳ないのですが、たしかに僕の意見はただの正論であって、その通り動けない人のほうが圧倒的に多いと思います。

不安なときは時間のかかる教科の勉強をはじめましょう。
具体的にいうと英語と数学です。

最初から私立文系大学を受けると決めていたら数学を勉強する必要はないのですが、国立大学や数学必須の文系私立学部を受験するときは勉強すべきです。

社会や理科は高校3年生の夏くらいに始めても間にあいます。
特に社会なんて受験本番に覚えてなければ何の意味もないですからね。

しかし、英語・数学(国語)については受験直前に勉強しても実力は伸びません
もちろん人によりますが、英語・数学については断言できます。

例えば、英語は文法や単語をやって長文対策をやってリスニング対策をやって英作文対策をやって…とやるべきことはたくさんあります。
しかも、どれも一夜漬けで習得できるものでもありません。

不安だったらとにかく英語と数学の勉強をはじめてください。

今の実力の確認方法

今の実力と志望大学の差を確認する方法ですが、模試を受けるのがいちばん早いです。
模試の結果が紙で送られてきますが、今の偏差値と志望大学の合格可能性判定がわかります。

模試を受けるのが面倒くさいという人は志望大学の過去問を解きましょう
本番で出題される問題を解くことで、最終的にどのレベルにいればいいのかが模試を受けるよりもハッキリとわかります。

今の実力を把握することができたら合格までの計画を練っていきましょう。
そうすれば、いつから勉強を始めるべきかわかりますよね。

まとめ

「いつから受験勉強をはじめるのか」への回答は…

今の実力と志望大学しだいです!

ゴールまでの差を明確にして効率よく勉強を進めていきましょう。